暇と退屈

それぞれの人が持つ深い欲望の震源地について様々な哲学者の考えを簡潔にまとめ本質を示している本。

人は経済的に自由をえた後、好きなことや気晴らしを求める。例えば、昔で言えばウサギ狩りをする人、賭け事をする人など。ただウサギが欲しいわけでもなく、お金が欲しいわけではないらしい。

何かに熱中できることへの重要性を説いており、その要素には必ず負荷をかけることが必要とのこと。好きなことから派生し趣味という言葉の意味を改めて知った。

「趣味とは、どういうものに美しさや面白さを感じるかと言うその人の感覚のあり方」

仕事を通して一喜一憂したり、テニスで理想のショットが打てた喜び、楽しい時間を過ごせる仲間。熱中出来ることは探さずとも、私の場合は心の声に従えば見つかる。

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