1本の電話

会って話す>電話>メール>SNS

↑これは私が社員に伝えているコミュニケーションの優先順位。コロナの遥か前から示していたこと。コロナで対面が難しくなった今、電話が一番目に。

ビジネスでもプライベートでも連絡手段の主役が変わった。SNS、ビジネスチャット、対話アプリ、メールなどは自分のタイミングで一方的に発信できスマホから気軽に起動できる。既読など細かい機能も日々追加される。この便利なツールを使わない手は無い。しかしデジタルでカバーできない部分があると思う。

それを補完する「声」は文字では伝えきれない優れた特性がある。

うれしく楽しければ明るく、不満や悲しければ暗く小さく、怒れば鋭く尖り、真剣に熱意を伝える時は力強くと、声は自然に正直な気持ちが表現される。相手も耳で聞くため判断する精度も高い。文字・テキストでは心から思っていないことや事実より少しオーバーなことを綴れても、声で偽ることは容易ではない。

社内・社外関係なくその人を気遣う心や伝えたい熱意は1本の電話。これが理屈抜きで相手の心に響く。

コミュニケーションを何よりも重要視する私に取って「声」はデジタルに勝る。

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