ドイツ(フランクフルト)、スイス(チューリッヒ)の中古ビルリノベーションの現場


中古ビルのリノベーション。メイン通りから2本入った場所。築100年以上の建物がずらり。外壁塗装はこまめにメンテナンスしているとのことです。

ショップのあった空間を法律事務所にするためのリノベーション工事です。どこの国も同じです。リノベーションには熟練の「技」と、人の「手」がないと具現化しません。それだけ、関わる人の「技術」と仕事に対する「意識」が重要なのです。

床下の写真です。日本はほとんどが二重構造で、床が地面から上がっています。こちらはご覧の通り。100年前は「床を上げる」という作業がなかったのでしょう。これだけコンクリートをつかっていたら丈夫なはず・・・
繰り返しになりますが、リノベーションは、どこの国でも「人」が重要で、空間に求めるもの(価値)も同じです。日本及び、東京と異なる点は、建物のハードとそれに付随する施工プロセス。
ここでは、古いものを大切に使い続ける「文化」(=市民の意向)が根付いてます。
「ゴミ分別に習って」ではないですが、東京の建物事情も自然と「長く大切に使う」と言う価値観に変わって行くのだと思いました。

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