走れメロス

太宰治の代表的な作品。

子供の時に読んだことを今でもよく覚えている。

メロスが友のために妹の結婚式をあげ3日で戻るという話。

大人なった今、改めて読み返すと太宰治が言いたい事が少し違うのではないかとおもった。

人を疑うことしか知らない暴君に対して、3日で戻ると言葉で約束し、身をもって行動で示す物語。言葉では幾らでも良い事は言えるが、行動で示す事は容易ではない。その人を見る時は言葉ではなく、行動を見る、この本質を示しているのだと私は思う。

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