デスクと椅子とテクノロジー

私はいま、サンニンの新しい挑戦をはじめようとしている。

それは「デザイン設計」と「ICT」を、ひとつの提案に融合すること。

これまでのオフィス空間づくりは、デザイン設計に加え、デスクと椅子の組み合わせで差別化してきた。

しかし、いまや社員はノートPCとスマホを持ち歩き、オフィス内はもちろん、オフィス外などどこでも仕事ができる。この様な市場の大きな変化は空間そのものやデスク、椅子などの什器類だけでは、企業の課題は解決できなくなっている。

そしてムーアの法則が示すように、テクノロジーの進化はこれからも加速していくだろう。

次の主役はAI。

場所に関係なく、AIが日常的に使われる働き方、そしてその先の毎日を私は想像している。

今の変化、その先の変化の波を弊社は正面から受け止めなければならない。

私は、サンニンの中に「ICTやテクノロジーに対応した専門チーム」を立ち上げる。空間デザインとICTをワンストップで提案できる体制を確立する。

弊社のお客様は時代の変化に適応し、場合によっては先を行くワークプレイスが実現可能になる。また今までバラバラに業者と打ち合わせしていた手間が大幅に減り生産性もあがる。そして何より「一社で完結する安心感」を得られる。

これらは頭で考えているだけではなく、実際大手金融機関のお客様から相談や依頼も入ってきている事実。

デザイン設計とICTの境界がいままさに溶けはじめている。私は変化を恐れずサンニンの中核事業であるデザイン設計を軸に、ICTという新しい血を通わせ、次の10年の成長を描く。

「デザイン×テクノロジー」

この掛け合わせこそが、働く人の未来を変えていく。

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