オフィスリノベーション 浜松町/大門

こんにちは、masaです。
今でもよく覚えています。2009年3月、ある日の午後、携帯がなって電話に出ると、以前お仕事をさせて頂いた、社長からでした。
「御茶ノ水のオフィスが手狭になり、大門へ引越しをするので、水周りや、電気周り、カーペットの張替えなど、相談に乗ってもらえないだろうか?」という内容でした。もちろん!
早速、物件にて打合せをしたのですが無機質な空間だったのです。駅から近く、飲食店も多い、立地としては最高でした。後は綺麗なトイレと整理された空間。これで終わりのはずだったのですが・・・
せっかく、企業が引越しするのであればもっとやり様があるなと思い、sunninで提案させて頂くことに。
社長がオフィスに求められる要素を列挙すると以下です。
・コミュニケーションの空間
・動きやすい動線、間取り
・お客様へのPR
・楽しく仕事ができる空間
・限られた予算で最大のパフォーマンス
どれも大切ですが、一番下はかなり重要かも・・・苦笑
(Before)この状態から、

デザイナーはこう考えて、

(After)苦労の末、こうなりました。GOOD。

DESIGN :Kawahara
大門はTOKYOタワーの近くなので、ここに座る人は特等席です。

さらに写真を見るには、サンニン株式会社のWORKS
最後に、デザインを担当した川原氏にコメントをもらいました。
「限られたコストの中にどうデザインを盛り込むか?」というチャレンジでした。
コストというフィルターにかけ残ったもの全てをフラットに素材として捕らえ組み合わせること。タイルカーペット、イケアの部品など、本来の使い方の枠を外し再構築することで生まれたオフィスです。
企業の特徴をオフィスデザインに。
「点描画のようなムラと統一感のあるデザインを目的とし、4色のタイルカーペットをモザイク状に配置、演出しました。
長方形の細長いオフィスに対して、壁際に机を配置しセンター導線とすることで従業員同士の視線の重なりを無くし、かつ、振り向けばそのまま会話が出来る環境を実現しました。」
と、書いてみましたが、作ったものを言葉で規定したくないというのが本当の気持ちです。
それぞれに感じ方は違い、また自由です。
写真をみて、空間体験をし、そこで感じてもらえたことが気持ちよかったり、快適だったり、それぞれが感じるもの。
そんな感覚が大切なことだと思っています。
なるほど。デザインはあくまでも、お客様のリクエストを満たした、結果であって、感じ方、捉え方、使い方は、各々に委ねられるのですね。すごく共感できる部分です。
最後に、大門で着実に実績を残している社長、今後さらに拡大されて行かれると思います!楽しみです!

コメント

タイトルとURLをコピーしました